言語サポート
凡例:
- ✅: 対応済み
- 🚫: 進行中ではない
- ⌛️: 進行中
- ⚠️: 一部サポート(いくつかの注意点あり)
Language | Parsing | Formatting | Linting |
---|---|---|---|
JavaScript | ✅ | ✅ | ✅ |
TypeScript | ✅ | ✅ | ✅ |
JSX | ✅ | ✅ | ✅ |
TSX | ✅ | ✅ | ✅ |
JSON | ✅ | ✅ | ✅ |
JSONC | ✅ | ✅ | ✅ |
HTML | ⌛️ | 🚫 | 🚫 |
Vue | ⚠️ | ⚠️ | ⚠️ |
Svelte | ⚠️ | ⚠️ | ⚠️ |
Astro | ⚠️ | ⚠️ | ⚠️ |
CSS | ✅️ | ✅️ | ✅️ |
YAML | ⌛️ | 🚫 | 🚫 |
GraphQL | ✅️ | ✅️ | ✅️ |
Markdown | ⌛️ | 🚫 | 🚫 |
JavaScriptのサポート
Section titled JavaScriptのサポートBiomeは、JavaScript(ES2023)をサポートしています。 また、公式の構文のみをサポートしています。新しい構文に対する機能の開発は、その構文の提案がStage 3に達したときに開始されます。
TypeScriptのサポート
Section titled TypeScriptのサポートBiomeは、TypeScriptバージョン5.6をサポートしています。
JSONCサポート
Section titled JSONCサポートJSONCは「コメント付きJSON」の略です。この形式は、VS Code、TypeScript、Babelなどのさまざまなツールで広く使用されています。JSONCは、構成ファイルにコメントを追加できるため便利です。ただし、JSONCは厳密な標準ではないため、ツールごとに末尾のカンマの扱いが異なる場合があります。これに対応するために、Biomeは専用のJSONC言語設定を提供する代わりに、JSONのパースおよびformat機能を拡張し、 json.parser.allowComments
、 json.parser.allowTrailingCommas
、 json.formatter.trailingCommas
などのオプションを提供しています。このアプローチにより、BiomeはさまざまなバリエーションのJSONファイルを効果的にサポートできます。
.jsonc
拡張子を持つファイルや言語識別子に従って jsonc
として識別されるファイルに対して、Biomeは自動的に次のデフォルト設定を適用してパースおよびformatを行います:
json.parser.allowComments
:true
json.parser.allowTrailingCommas
:true
json.formatter.trailingCommas
:none
tsconfig.json
や .babelrc
などのよく知られたファイルは .jsonc
拡張子を使用しませんが、コメントや末尾のカンマを許可するものもあります。一方、 .eslintrc.json
のようなファイルはコメントのみを許可します。Biomeはこれらのファイルを識別し、適切に json.parser.allowTrailingCommas
オプションを調整して正しくパースできるようにします。
このセクションでは、Biomeが認識できる既知のファイルの完全なリストを提供しています。
HTML拡張言語のサポート
Section titled HTML拡張言語のサポートバージョン 1.6.0
以降、これらの言語は部分的にサポートされています。Biomeは時間とともに改善され、プロジェクトを調整するためのオプションが増えていく予定です。しかし、現在ではいくつかの期待と制限を考慮する必要があります:
-
.astro
ファイルでは、フロントマター部分のみがサポートされています。 -
.vue
および.svelte
ファイルでは、<script>タグ部分のみがサポートされています。 -
診断は上記の部分に属するコードフレームのみを表示します。
-
.vue
および.svelte
ファイルをformatする際、JavaScript/TypeScriptコードのインデントは最初から始まります。 -
.astro
ファイルを静的解析する際、誤検知を避けるためにjavascript.globals
に"Astro"
を追加する必要があります。 -
.svelte
ファイルを静的解析する際、コンパイラエラーを防ぐためにuseConst
をオフにすることをお勧めします。オプションoverrides
を使用します: